クリーニング(丸洗い)だけでは落ちない、染みこんだ汚れを落とすには部分的なシミ抜きが必要です。
どのような汚れかによって対処方法が異なり、誤った方法ではきれいに落とすことができない場合があり、経験と知識が必要です。
シミ抜き作業は、着物の生地に精通していること、汗染み、黄ばみ、泥、食べこぼし、カビなどのシミや要因となる汚れの状態を正確に把握し、
どのようなシミ抜き方法が最適かを見極める、専門の知識と高度なクリーニング技術が必要になります。大切なお着物を熟練した職人が
一つ一つ手作業で丁寧にシミ抜きを行い、お客様にご満足いただける仕上がりをお約束します。
シミ取り・汚れ取りで落ちるもの
- 衿のファンデーション汚れ
- 口紅汚れ
- 袖口の皮脂汚れ
- 血液シミ
- 食べ物の付着汚れ
- お尻の尿シミ
- 裾の泥ハネ
- 汗ジミ
シミ取り・汚れ取りで落ちないもの
- カビ・カビ臭い⇒カビ洗い
- 油性ペン汚れ
- 防虫剤の臭い⇒臭い取り
- 黄変色している着物
※シミ汚れが付着した際はできるだけ早く『シミ取り・汚れ取り』にお出しください。
(シミ汚れが付いてしまった場合、濡れたもので拭き取らずに乾いたもので押さえる様にこすらずに水分を取り除きください)
※全てのシミ汚れが落ちるという訳ではありません。
多少残る可能性がある事をご理解ください。